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ツボの取り方

2022年の初ブログです。まだまだコロナの影響が続いていますので、油断する事なく、感染予防をしっかりしましょう!


さて、今回のブログは「ツボの取り方」について解説します。ツボを取る事を「取穴」といいますが、そのやり方には2つのやり方があります。


(1)骨度法(こつどほう):正式な取穴法

骨格を基準として個人の寸度を定めたものを骨度といい、これを用いてツボの位置を決定する方法を骨度法と言います。例えば骨度では、肘関節から手首までを12寸と定めています。これは大人も子供も同じ12寸です。こうする事で「手首から上に6寸の高さ」となれば、大人も子供も「手首と肘関節の真ん中の高さ」という事になり、体格差があっても高さを割り出す事ができるのです。

(2)同身寸法(どうしんすんほう):いわゆる簡便法

患者の身体のある部分を長さの尺度として用いる方法です。よく雑誌なんかで「おヘソから指2本分下に取ります」なんて解説されている記事を見かけますが、要はあれの事です。

下図①:母指の第一節の横幅⇒1寸

下図②:母指と中指で輪を作り、その時にできるシワの間⇒1寸

下図③:示指、中指、薬指、小指の第二節を合わせた横幅⇒3寸

下図④:示指、中指、薬指の第一節を合わせた横幅⇒2寸

僕が「経絡経穴概論」の授業をやる時は、1年生が相手ですので、当然、骨度法を優先させています。学生にも「まず骨度法でツボの位置をある程度把握してから、その後で同身寸法で取穴するように!」と指導しています。2・3年生になれば同身寸法でやっても良いとは思いますがね…。




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