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ヘルニアの好発部位

今回のブログはヘルニアの好発部位についてです。


私達人類と他の四足動物との大きな違いは直立二足歩行です。これにより人類の脊柱(いわゆる背骨)は、その形状が変わったのです。実はヒトの脊柱はまっすぐではなく、前弯と後弯が交互に出現しています。これは脊柱に加わる力を分散させるための構造と考えられています。但し、弯曲の様子は胎児期とそれ以降とでは大きく異なるのです。



(1)胎児期の脊柱:後弯を示します(これを一次弯曲と言います)

四足動物の脊柱は全体にアーチ状の後弯を示します。ヒトにおいても胎児期のみに後弯を示す事から、後弯が脊柱の基本的弯曲と考えられています。


(2)生後の脊柱:前弯が出現します(これを二次弯曲と言います)

①頸部の弯曲:前弯が出現します(3ヶ月頃=首がすわる頃)

②胸部の弯曲:後弯(一次弯曲)が残ります

③腰部の弯曲:前弯が出現します(1歳頃=歩き始める頃)

④仙骨部の弯曲:後弯(一次弯曲)が残ります





成人の脊柱では、後弯部(胸部・仙骨部)は胸郭や骨盤といった骨格をつくるため運動性が低いのですが、前弯部(頸部・腰部)は、その後方に背筋が発達しているため運動性が高くなっているのです。そのため前弯から後弯への移行部、つまり下部の頸椎や下部の腰椎は大きな負担がかかりやすいので、椎間板ヘルニアの好発部位となっているのです。

私も頸椎ヘルニアの経験がありますが、痛くて辛いですよね〜。



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