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直立二足歩行の影響①

人類の脊柱(いわゆる背骨)は、真っ直ぐではなく部分的に弯曲(わんきょく)しています。頚部は前弯、胸部は後弯、腰部は前弯、仙骨部は後弯…といった具合です。

実はこれ「直立二足歩行」による変化であり、重力を分散させるための構造と考えられています。そこで今回は、直立二足歩行の影響について2回に分けて書きたいと思います。1回目はラッキーな事、2回目はアンラッキーな事についてです。

◆ラッキーな事

直立二足歩行により手が自由に使えるようになりました。これにより脳が刺激され脳が発達(=知能が発達)したのです。脳の発達にはこれ以外にも人類が肉食になった…という背景も大きく関わっています。それまで人類は木の根などを食べていましたが、いつの頃か動物の肉を食べるようになりました。脳はエネルギーを多く消費する器官なので、木の根だけではとても栄養しきれません。そこで高カロリーな肉を食べる事で脳に充分な栄養を与えるようになったのです。…とは言え、初めから狩りをしていたわけではありません。恐らく初期の段階では死骸食をしていただろうと考えられています。動物の死骸の骨を石などの道具を使って割り、中の骨髄を取り出して食べていたのです。こうして人類は、直立二足歩行をきっかけとして脳を発達させ、今日のような文明を築いていったのです。まさにラッキーな事ですね。今回はここまで。

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