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テニス肘

「クオーレ野菜祭り」も終わり一段落したので、通常のブログをあげます。

今回は「テニス肘」について書きます。

私も趣味で居合道をやっており、刀を振り回す事があってテニス肘の経験があります。(この場合は“居合肘”とでも言うのでしょうかね?笑) 結構、辛いものです。

肘の部分が痛むから「肘関節の使いすぎで起こるのかな?」と思われがちですが、本体は「手首の使いすぎ」なのです。

では、ここで手首の運動について解説しましょう。下の写真①をご覧下さい。手首を手のひら側に曲げる事を屈曲(=掌屈)、逆に手の甲側に曲げる事を伸展(=背屈)と言います。これらの運動を行うのは前腕にある筋肉ですが、筋肉は必ず一つ以上の関節を越え、収縮する事で骨を動かし関節を曲げています。ですから、手首を屈曲させる筋肉は、当然、手首関節を越えているのです。(伸展させる筋肉も同じです)


そこで、下の写真②を見て下さい。これは手首を屈曲させる前腕屈曲群の図(前腕を前から見た図)ですが、実はこれらの筋肉の多くは、上腕骨内側上顆(じょうわんこつないそくじょうか)という部分から始まり、手首関節を越えて手のひらの骨に着いています。

だから、手首屈曲(テニスで例えれば、フォワハンドストローク)のオーバーワークによって、上腕骨内側上顆の筋付着部が炎症し痛みが起こるのです。この状態を「上腕骨内側上顆炎」と言います。



伸展も同じ理屈です。但し、筋肉の付着部が屈筋群と反対側にある、上腕骨外側上顆(じょうわんこつがいそくじょうか)なのです。下の写真③(前腕を後ろから見た図)を参照して下さい。つまり、手首伸展(テニスで例えれば、バックハンドストローク)のオーバーワークによって「上腕骨外側上顆炎」となってしまうのです。




このような状態の患者様への治療としては、痛む箇所の他にも、炎症を起こしている筋肉の緊張緩和を目的とした施術(鍼やマッサージ)が必要となります。

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