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めまい

久しぶりのブログです。今日のテーマは「めまい」です。東洋医学では、全ての身体症状は臓腑の異常からくるものと考えます。従って、めまいも臓腑の虚(エネルギー不足)が原因であり、どの臓腑の虚でも起こり得るものなのです。

例えば、脾はエネルギーである気血を造る臓です(厳密には胃との協同作業ですが…)。その脾が虚すと気血不足となり、頭を栄養できなくなるのでめまいが起こります。また、肝は血を貯蔵し各所に分配する臓ですが、肝が虚すればその力も衰えるため、同じくめまいとなるのです。そしてもう一つがです。腎は泌尿器に関連が深い臓である事はよく知られています。ですから「腎臓とめまいは関係ないじゃん‼」と思われるかもしれません。しかし×2、大いに関係しているのです。


理由その①:腎は骨と髄を主る

東洋医学では、腎は骨とその中にある骨髄を栄養していると考えます。歳をとって骨粗鬆症になるのも、「骨余」である歯がもろくなるのも腎の力が衰えるからなのです。また、腎は骨髄も栄養してますが、東洋医学では骨髄が集まったものが脳(髄海という)だと考えますので、腎が虚すれば脳も栄養できなくなり、結果めまいが現れるのです。それ以外でも、脳の栄養不足は「物忘れ」も引き起こします。


理由その②:腎は耳に開く

もうひとつの考えとして、腎は耳と深く関係しています。歳をとって耳が遠くなるのは腎虚だからです。また、解剖学的に言えば、耳には平衡感覚器がありますので、腎虚で耳の機能が低下すれば平衡感覚器に異常をきたし、めまいが起こる…とも考えられるのです。


先日、当院にお越し頂いた方も、めまいや物忘れを訴えておりました。脈診やその他の状況から腎虚と判断しマッサージ施術を行いましまたが、腎につながる経脈(腎経)に強い圧痛がありましたので「腎虚によるめまい」と確信できました。施術後はふらつき感がなくなりシャキッとした…との事でしたので、今後も施術を続けていけば、改善されるものと考えます。

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