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MOMUZEの施術

前回のブログで、日本の鍼灸は①現代鍼灸、②中医学、③経絡治療の3つに大別され、当院では③をベースとし状況に応じて①も②も使う…と書きました。そこで今回は具体的な施術の流れ」を書きたいと思います。この内容が、まだ当院に起こしになっていない方々の参考になれば幸いです。

当院がオススメするコースには「正経流注マッサージ」「ポイント流注マッサージ」がありますので、この2つについて記します。


(1)正経流注(せいけいるちゅう)マッサージ

経脈中の気血(=エネルギー)の流れには方向性や順序があり、これを流注(るちゅう)と呼びます。例えば、肺経という経脈は、上肢を下方に向かって流れていき、人差し指で大腸経に接続します。そして大腸経は人差し指から始まり、上肢を上方に向かって流れて頭部に至り、鼻の部分で胃経と接続します。以降、同じように各経脈は順に接続し、全身を上ったり下りたりしながら巡っていくのです。その流注に沿って全ての経脈をマッサージするのが「正経流注マッサージ」です。以下がその手順です(お悩みの症状に関連する経脈には、より重点的にアプローチします)

①仰向けで、中焦(腹部)→肺経→大腸経→胃経→脾経→心経をマッサージ

②うつ伏せで、小腸経→膀胱経→腎経をマッサージ

③再び仰向けで、心包経→三焦経→胆経→肝経→中焦(腹部)をマッサージ

僕が流注にこだわりを持つようになったのは、やはり「経絡経穴概論」の授業をやるにあたり東洋医学を勉強していく中で、多くの難解な部分が「流注で説明がつく!」という事に気付いた事が大きいでしょう。残念ながら今の教育現場では、取穴方法や効果に重きを置き、流注をおざなりにしている傾向があります。しかし僕は「流注こそ真髄!」と思っているので、授業では流注についてしっかりと触れています(学生には迷惑な話ですが…笑)。


(2)ポイント流注マッサージ

(2022.1月より「マッサージ&はりきゅう」に名称変更)

端的に言えば簡略バージョンの「正経流注マッサージ」と「鍼灸」がセットになったコースです。以下がその大まかな手順です(その時の状況で施術方法は異なります)

①仰向けで、鍼灸を用いた全身調整の施術を行います

②お悩みの症状に関連した経脈をマッサージして大まかに気血を流します

③局所に対して鍼灸を施し、細かな部分の気血循環を整えます

④うつ伏せで、主に膀胱経(背中・腰・下肢)をマッサージします

⑤局所に対して鍼灸を施します


「ポイント流注マッサージ」の料金は6,000円です。これを聞くと「ちょっと高いな」と感じる方も多いのでは? しかし関東では鍼灸だけで大体5,000円であり、これにマッサージを加えれば軽く7,000〜8,000円はしてしまいます。また「正経流注マッサージ」では全身マッサージの後、ご希望があれば1症状10分程の鍼灸施術をサービスしており、これも同じく6,000円です。それらを踏まえると、この料金はお得な6,000円と言えるのです! 割引チケットを上手に活用すれば、さらにお安くなりますので、是非ご来院ください!












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